2004年4月20日(火)22:11

ブレア首相の国民投票の発表以降EU憲法の雲行きが怪しくなる

ストラスブール(ドイツ通信社)

EU憲法を国民投票にかけるとのイギリス政府の発表は、EU憲法成立の見通しを揺るがしている。欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン拡大担当委員は、トニー・ブレア首相の決定について「とても驚いた」と述べた。『ズュートヴェスト・プレッセ』Suedwest Presse紙に対して委員は、この決定は他の国の政府に圧力をかけることになると語った。キリスト教民主同盟(CDU)のマティーアス・ヴィスマン議員は、EUの合意プロセスが危うくなると見ている。イギリスが拒否すれば欧州憲法は発効しないと議員は『ハンデルスブラット』紙 Handelsblattに語った。

原題:Nach Blairs Ankuendigung Unsicherheit ueber EU-Verfassung




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